BLOOD -unknown-




「あーあ、祐介のせいで萎えたわ」



和也くんはそう言って山小屋を出ていった。




――……辺りはしんとしている。





「しばらく、和也は帰ってこないと思う」



そう言って祐介は私の頬に触れた。



「ごめん、ね………」




どうして謝るの。



祐介は、どうしてこんなことしてるの?



聞きたい。今、祐介と話がしたい。



でも、できないもどかしさが私を苛立たせる。