BLOOD -unknown-




「何でかな…?
自分でもわからないな」



困ったように笑って、祐介は窓の方を向いた。



「ね、知ってる?
俺の親父のこと」






突然すぎる質問に、戸惑った。




「………少しは」



まさか、自分からその話をふってくるとは思わなかった。




「誰かが流したんだよね。親父が殺されたこと」



祐介はよそ見をしてるから、表情は見えない。