祐介に打ち明けて、しばらくたったある日の夜のこと。 部屋で一人、ベッドに寝転がっていると、光輝くんから電話がかかってきた。 「はーい、もしもし」 「紫雪ちゃん? 桃華から聞いた。ストーカーのこと………」 「えっ、ああ…」 何ちゃっかり教えちゃってんの、桃華! 別にいいけど…。 光輝くんなら。