BLOOD -unknown-




「近づかないで。

じゃないと、刺すから……」



私はそう言って、和也くんを睨んだ。




和也くんはそれを見て………………




ニヤリ、と笑った。



「まるで野良猫の威嚇みたいだね」



和也くんは、私を愚か者だとでも言うような、


そんな目をして私を見た。



「ふざけないで…………」


恐怖に押し潰されそうになる。