「僕はただ血を見たいだけだから、法なんてどうでもいい…」 和也くんの、サバイバルナイフを持つ手が少し動いた。 逃げないと、まず雅が殺されてしまう――――…… 何か、 何かあれば…………… 私はポケットを探る。 和也くんに怪しまれないように。 その時、指にかたいものが当たった感触がした。 まさか…………