「祐介の義理の父親を殺して、血を見たんだよ。 他人の血はやっぱりキレイだった。 もっと見たい。もっと見たかった。 …………で、今に至るんだけど…」 血が好き。 私には理解できなかった。 血をキレイだと思ったことは一度もない。 そして、目の前にいる人間が、祐介の義理の父親を殺した張本人だという事実をまだ実感できていない。