祐介を刺した―――……? どうしよう、どうしよう――……… 祐介がもし――――…… 祐介の為にも早く逃げて、山を下りなきゃ――――……… でも…………… 足がすくんで立ち上がれない。 「そろそろ、追いかけっこは終わりにしよう?」 暗闇のような和也くんの声は鼓膜を強く刺激する。 もう、私は死ぬんだ。