BLOOD -unknown-




「思い詰めんなよ………?俺は大丈夫だから」



雅はそっと私を抱き締めてくれた。



「泣くなよ。
せっかくの可愛い顔が台無しになるぞ」



雅は私の頭を優しく撫でる。



「あ………そういえば」



何かを思い出したのか、雅は服のポケットから何かを取り出した。



「はい。紫雪のために頑張ったんだ」



差し出されたのは新聞の切れ端。