俺はその場に倒れこんだ。 俺を見下す和也の目には……… 俺なんて映ってない。 和也は俺に背を向け、走り出した。 「……ま、て…………」 ドクドクドクドク……… 血が、体から流れ出ていく。 山の中。 寒さに体温を奪われていく。 深い、深い闇におちていくような、そんな感覚だ。