「邪魔すんなよ……」 「待て、和也……!」 山を下りようとする和也の腕を掴んだ、その時だ……。 右腹部が熱い。 ………和也は俺の右腹部にサバイバルナイフを刺していた。 痛い………………熱い。 全神経がそこに集中して、ドク、ドク、ドクと血液の流れを感じる。 「あ…………あああ…」 声が思うように出せない。