BLOOD -unknown-




「わかった。
…………じゃあ…」



「待てよ」



小屋を出ようとする紫雪の腕を掴み、紫雪を強く抱き締め、

一番伝えたいことを、彼女の耳元で囁いた。



ついでに、彼女の制服のポケットにも、アレをいれて。



そして、俺は
紫雪にキスをした――――――……




「な、んで………」



突然のことにビックリした様子の紫雪。



「最後くらい、恋人らしいことしてもいいだろ?」



俺がそう言うと、紫雪は目に涙を浮かべながら微笑んだ。




「…バイバイ、祐介」



二人は小屋を出ていった。