「ごめん、雅。身体中、火傷だらけだな……」 「………別に。鎖はずしてくれたのは感謝する」 紫雪は雅に抱きついたままだ。 「早くしないと、和也が帰ってくる」 俺は二人を出口付近まで連れていった。 「ありがとう、祐介。 祐介は……大丈夫なの?」 心配そうな顔をして紫雪が言った。 「大丈夫。リベンジするって言ったろ?」 死ぬかもしれないけど。