BLOOD -unknown-




「和也はおかしいよ。
狂ってる。

だからどうしようもないだろ?
和也にはどうしたって歯向かえないし、勝てない」



祐介は目を伏せた。



「俺は生かされてる身だしね」



違う。



違うよ、祐介。



「私は祐介を信じるよ」



信じたい。



祐介にとって偽物だったかもしれないけど、



一緒に過ごした時間は本物だってこと。



信じたい。