BLOOD -unknown-




「あー、佐倉紫雪って子だよ」



「どんな子?」



パチン




「どんなって…………普通の……おとなしいかな」



写真に写る紫雪を見る和也の目は"本気"だった。



「祐介、この子と仲いいの?」



「ん………昨日席替えして、隣の席になったけど…」




「本当に?俺…この子気に入った!!」



パチン………パチン…



これがすべての、はじまり。