そこには、静かに座っている和也がいた。 「お散歩、だよ」 和也はにこやかに答える。 もう夜中なのに。 やっぱりこいつ、普通じゃないんだ。 「杜山くんこそ、なんでこんなところにいるの?」 「………それは」 正直に言うべきなのか? 義理の親父に追いかけられている、と。 下手したら殺されるかもしれない、と―――…………