BLOOD -unknown-




「すごい、ね…」



早くここから立ち去りたい。



俺は急いで机の中から忘れ物を取り出した。



帰ろうとした、そのときだ。






「僕、



血が好きなんだ」





寒気がした。



「いつか人を殺してみたいんだ。
だからさ、殺してほしいやつがいたら教えてね。

僕が殺してあげる」




こいつの目が、


瞳が、




狂気に染まっていくのがわかった。