──1週間後 158と書かれた紙を持ったまま、 「151、153、154、157、159…」 (ない…) 私は悔しかった。絶対受かるって思ってたから。 でも、それと同時にまだ諦めたくないという気持ちもあった。 (まだ…いけるな…) 私はK高をやめてM高にした。 M高はK高よりレベルが低いけど通いやすいから志望した。 (あと一回しかないチャンスをここで発揮するしかない。)