キミの記憶。

「あたしは恥ずかしいの!」
「まあまあ」
「駿、ありがとう、助けてもらってばっかだね。」
「そんなの、どーってことないよ」
「あはは」

二人で授業をさぼり、ゲームセンターへ行った。

「授業、さぼっちゃったね」
「まあいいだろ、ちょっとくらい」
「だね!」
「よおし、あそぶぜー!」

最初は、UFOキャッチャーに行き、かわいいくまのぬいぐるみがあった。

「これ、かわいい!」
「よし」
「え?」
「俺がとる!」
「そんな!お金が・・・」
「バカかお前は、俺うまいんだからな!」
「えー、うそでしょ笑」
「まあ、任せろって」

そう言ってる彼を信じて、待つこと30分。

「もういいよ、とらなくて」
「いや、もうすぐとれる」

それから待つこと10分。

「とれたー!!」
「おお!ありがとう!!」
「なっ!うまいっていっただろ!」
「いや、40分も待たされて、うまいとは言えないけど・・・」
「とってやったんだから!」
「まあ、ありがとう!」

そして、プリクラを撮ったり、クレープ食べたりして。

気が付くと、6時になとうとしていた。