キミの記憶。

「今日の朝からか。」
「うん」
「子供みたいなことするよな、」
「誰がやったんだろ。」
「ま、俺が犯人見つけて、そいつこらしめてやるよ。」
「殴ったりしちゃだめだよ。」
「おう。・・・さっ、もう一回下駄箱行きますか」
「うん!」

再び下駄箱に行き、自分のところを確認したけれど、
やっぱりない。

「・・・あ!姫香!!」
「ん?」
「あそこにあんじゃん!」
「えっ?どこ?」

駿斗が指を指しているところを見ると。

靴が2足、転がっていた。

「あったあー!」

走って取に行く。

「あんなとこにあったんじゃん、わかんなかったわ」
「そうだね笑」

私は靴を履き、駿斗と二人で帰った。