あの花のように



「やっぱ捺の家広いな~」



誠也がゴロゴロ寝転がりながら言った。



「お屋敷みたいだよね~」



私がくるくる回りながら言うと



「そんな回るとこけるぞ」



とその瞬間…



──きゃっ!



転ぶ…って思って目をつぶったけど



なっちゃんに抱きとめられた。



「ほら、言わんこっちゃない」



「ごめんなさい~」



「ま、怪我しなくて良かった」