マリの毎日

「俺も、14日にいうから」

「……ワリ」

「じゃああたしも! 14日にもう一回チョコあげるからヨシくんも来てねー!」

「じゃあ俺も、14日にマリに何かいうからー!」

「何言ってんのよあんたたち!」


ラブラブモード全開のルイコとワリに、マリとヨシは小学生並みのひやかしの言葉をかけます。


「……帰るわよ!」


照れ隠しに乱暴な言い方をするルイコに、3人は微笑んで着いて行きました。

さりげなく、ワリが歩調を速めてルイコの隣に並びます。

マリとヨシは顔を見合わせて微笑み合い、目の前の光景を嬉しく思い、自分にも寄り添う相手がいることに感謝をしていました。


「……あ」


ルイコがふと呟きました。


「今日、何曜日だっけ」

「……あ」


4人は口を揃えて叫びます。


「月曜日ー!」


マリとルイコとヨシとワリ。
+パタ。

4人と1匹は真っ直ぐ走り始めました。
幸せオーラに丸く包まれた集団の背中を、朝日が後押ししています。


月曜日。マリたちの毎日が、また始まろうとしていました。











【完】

→あとがき的なものパートⅡ