――数十分後
「マリー? できたー?」
「あ、ルイコ! できたよおー」
ホラッと言いながら、2階からおりてきたルイコにマリはチョコレートを見せました。
「あら、マリにしてはうまくできてるじゃない」
「マリにしては余計だよっ」
ぶーと頬を膨らませるマリ。やめて、可愛くないとルイコに言われてしましました。
「あ、そうだ」
「何?」
「味見用に置いてあるの。食べてっ」
味見用て何ですか。ただ溶かしただけのチョコレートにその作業は必要ですか。
怪訝な顔のルイコに、マリはわくわくしながら『味見用』を差し出しました。
「い、いただきます」
謎に礼儀をわきまえたルイコはぱくりと味見用チョコレートなるものを口に放り込みました。
「……あら、な、なんだかマイルドでおいし……」
「でっしょー?」
「ええ、マリが作ったとは思えな……なんて言うわけねーだろこのぼけーっ!」
スパーン。本日二度目、ハリセンがマリを直撃。
「いったあーい! 何よルイコ!」
「あ、ごほっ、あんた、うえっ、チョコに何、げほっ、入れたのよ!?」
「え? 何ってお味噌だけど」
うわーありがちー……とも言えない何とも微妙なチョイスがさすがマリッペ。
そこは普通ならカレー粉とかですよね。となぜか力説。
「何でチョコに味噌なんじゃぼけ!」
「えー、だって味噌入れたらまろやかになるかと……思っ……て……」
ああそういう発想はなかったね。まあ案外こういうシンジラレナイ発想が発明品を生み出したりしちゃうのかもしれませんねととりあえずポジティブシンキング。
「こんなもんワリに渡せるか! 作りなおしじゃ!」
「えー、でももうチョコないし」
「頑張って買って来い!」
チョコ買って来るのに何を頑張るんですかというセリフがここでは妥当だと思うのですが、何気に以心伝心しちゃうこのコンビ。マリはまた頬を膨らませながら出かけていきました。
その間に、体張ったノリ突っ込みを終えたルイコは一生懸命うがいをして、口内の味噌風味を一掃しているのでした。
「マリー? できたー?」
「あ、ルイコ! できたよおー」
ホラッと言いながら、2階からおりてきたルイコにマリはチョコレートを見せました。
「あら、マリにしてはうまくできてるじゃない」
「マリにしては余計だよっ」
ぶーと頬を膨らませるマリ。やめて、可愛くないとルイコに言われてしましました。
「あ、そうだ」
「何?」
「味見用に置いてあるの。食べてっ」
味見用て何ですか。ただ溶かしただけのチョコレートにその作業は必要ですか。
怪訝な顔のルイコに、マリはわくわくしながら『味見用』を差し出しました。
「い、いただきます」
謎に礼儀をわきまえたルイコはぱくりと味見用チョコレートなるものを口に放り込みました。
「……あら、な、なんだかマイルドでおいし……」
「でっしょー?」
「ええ、マリが作ったとは思えな……なんて言うわけねーだろこのぼけーっ!」
スパーン。本日二度目、ハリセンがマリを直撃。
「いったあーい! 何よルイコ!」
「あ、ごほっ、あんた、うえっ、チョコに何、げほっ、入れたのよ!?」
「え? 何ってお味噌だけど」
うわーありがちー……とも言えない何とも微妙なチョイスがさすがマリッペ。
そこは普通ならカレー粉とかですよね。となぜか力説。
「何でチョコに味噌なんじゃぼけ!」
「えー、だって味噌入れたらまろやかになるかと……思っ……て……」
ああそういう発想はなかったね。まあ案外こういうシンジラレナイ発想が発明品を生み出したりしちゃうのかもしれませんねととりあえずポジティブシンキング。
「こんなもんワリに渡せるか! 作りなおしじゃ!」
「えー、でももうチョコないし」
「頑張って買って来い!」
チョコ買って来るのに何を頑張るんですかというセリフがここでは妥当だと思うのですが、何気に以心伝心しちゃうこのコンビ。マリはまた頬を膨らませながら出かけていきました。
その間に、体張ったノリ突っ込みを終えたルイコは一生懸命うがいをして、口内の味噌風味を一掃しているのでした。


