覚束ない足取りのルイコの横で、ワリはどっきどきしながら歩きます。
(つーか俺、ルイコに告ったはずだよな……なのに、何でマリを好きでもとか言われてんだ……?)
あらあら、おおばかに誰も間違いを教えたげなかったんですね。
「……ルイコ!」
「ひやあ?」
ワリは大胆にもルイコの肩をつかみ、両目をしっかりと見つめて言いました。
「俺の、さっきの言葉は本当だから。思い出してくれ。好きなんだ。だから……」
(さっきの言葉……)
ルイコはふわふわと雲の上のような気分の中で一生懸命考えました。
さっきの言葉、と、言いますと。
『すっ、好きだー! マリー! ……』
「……何よっ」
何やら黒いオーラをまとってルイコが顔を上げました。
「だからあたしはもうさよならだとでも言いたいわけえ!?」
「え……?」
「マリはヨシ君とつきあってるっつーのよ! あんたなんかっあんたなんかっ……ワリと一緒にマリのご機嫌とってればあ!? いーわよそんなにマリが好きなら、あたしひとりで帰るからっ!」
ま、まだワリ本人だと思っていなかったんですか。
酔っ払いは涙目で疾風の如く走り去って行きました。
「ワリと一緒に……って、じゃあ俺、誰だよ……」
(つーか俺、ルイコに告ったはずだよな……なのに、何でマリを好きでもとか言われてんだ……?)
あらあら、おおばかに誰も間違いを教えたげなかったんですね。
「……ルイコ!」
「ひやあ?」
ワリは大胆にもルイコの肩をつかみ、両目をしっかりと見つめて言いました。
「俺の、さっきの言葉は本当だから。思い出してくれ。好きなんだ。だから……」
(さっきの言葉……)
ルイコはふわふわと雲の上のような気分の中で一生懸命考えました。
さっきの言葉、と、言いますと。
『すっ、好きだー! マリー! ……』
「……何よっ」
何やら黒いオーラをまとってルイコが顔を上げました。
「だからあたしはもうさよならだとでも言いたいわけえ!?」
「え……?」
「マリはヨシ君とつきあってるっつーのよ! あんたなんかっあんたなんかっ……ワリと一緒にマリのご機嫌とってればあ!? いーわよそんなにマリが好きなら、あたしひとりで帰るからっ!」
ま、まだワリ本人だと思っていなかったんですか。
酔っ払いは涙目で疾風の如く走り去って行きました。
「ワリと一緒に……って、じゃあ俺、誰だよ……」


