マリの毎日

またしてもまさかの展開、マリをヨシ君が抱き寄せました。


(恥ずかしがってなんていられるか! 写真ごときで、変な噂立ったりしたら……!)


いやあ、恥ずかしがろうよ。
シャイボーイ★と見せかけて変態★


「マリごめん!」



'3`CHU★!



「キャアーーーー!!!」


うまやじ(野次馬)の声がホールに響き渡ります。

マリちゃんとヨシ君、なんとろちゅーならぬほちゅー(ホールでチュー)を……!


「マ、マリ……ごめん」


謝るところがTHE・ヘタレ。


「ううん! 嬉しいよ」


嬉しいとか言っちゃうあたり、これぞ人目をはばからずー。


「うわーお前らやるなー」


なぜか妙に関心しちゃってるワリと、今の光景により失神したルイコ。


ルイコが保健室に運ばれるという事態は起こりましたが、そんなこんなで問題は一件落着ということになりました。

まあ、落着の度合いの相違は、十人十色ということで。


「そーいやさあ、この新聞作ってんのって、B組のキノとかいうやつだよな?」

「だね。確か、写真部で……無口な男子?」

「嘘だったんだねー。こんな記事でっちあげるなんて、暇だねえー」


ホール中央の階段の影からうまやじ達の会話を聞いていたキノ。


「ちっ……大スクープが……」


彼は手にした一眼レフカメラを握り締め、そう呟いていたのでした。