2番目の恋

2日目。


これまた相変わらず、うるさいうるさい活動班のメンバー。



今日は班での自由行動。
要するに、班と一緒ならどこへでも行って良い。


一応班長だった私が
「どこいきたーい?」


そしたら、タクが
「なんとなーく、山。つーか、森。」


「はい、けってーい。」


「適当だな、おい笑」


「いーのいーの!はい、いっきましょー!」


森の中。


「いぬ!!」


「ぬいぐるみ!」


「みみず!」


「きたな笑 ず、図形!」


「それ、あり?笑 い、いー...いす!」


そんなことをしながら、私たちは森の上がり、下り、しまいにはなにもないまま帰ってきた。


「結局なーーーーんもなかった!タクちゃーーーん笑!」


「そんな怒るなって〜」と、のんきにタク。

「楽しかったから許す!」


そしたら、コウが私につっこんだ。「許すんかい!」


「う、うん....」


私は肝試し以来なんとなく意識していたのも自分でわかった。


そして、私は自分の恋に気づき、自然教室は終わった。