2番目の恋

中学2年生の1月の中旬。


この時期くらいから、考えていたことがあった。


それはコウにバレンタインチョコをあげること。


あげるくらいしたいとそう思っていた。


学校で


「トモヤ〜!」と声をかけた


「なに?」


「放課後暇人?」


「なめんな!暇じーん!」


「やっぱり!いつもの公園行こう!」


「いーよ!でもどうしたの?」


「聞きたいことあってさ」


「そっか。じゃぁ行こう!」


「うん!」


そして、放課後


私たちはいつも通りに公園のブランコに座って喋った。


「あのさー、コウにバレンタインチョコ渡そうかなって思ってて」


「チョコ!?やっべ、コウずる!」


「しょうがないな〜トモヤにもあげるよ〜義理!」


「まじで!嬉しい!そんで?」


「それで、ってウチの欲しかった答え今トモヤ言ってくれた!」


「普通に嬉しいよ、チョコ貰うのは」


「うん!渡してみる!」