2番目の恋

それからトモヤと私は毎日毎日にメールをした。


ここまで気が合う男子も初めてだった。


廊下ですれ違った時も


「ひゃっ!ちょっとひざかっくん!?」私の大胆なこけかたにトモヤは腹を抱えて笑っていた。


「ばっかだなーすごいこけかた」


「最悪ー!女子にそんなことするなんて!」


「わりーわりーでも今のは面白い」


「面白くないわー!次はウチの番だからね!」


「やれるもんなやってみろー!」


「覚えとけー!」


こんなことを毎日やっていた。


本当にトモヤはいいやつだ。


心から思う。


私たちは一緒に映画をみたり、学校終わったあとも公園いったり


それなりに楽しかった。


すごくすごく好きだった。


友達として。


でもやっぱり目で追ってしまうのはコウだった。


コウが好き。


髪がぼさぼさなコウも


たくさん汗をかいてるコウも


寝てる時のコウも


特に、笑ってるコウなんか、本当に本当に好き。


こんなに好きなのになんで気づいてくれないんだろう。


告ればいい話なんだけどね...


でも夏祭り以来、私は強い決心があった。


絶対に、告白する。と。