2番目の恋

体育館に着いた。


「遅れてすみません!」


私たち二人は謝罪をした。


「今回は初めてだし、大丈夫よ。次からは気をつけなさいね」


「ありがとうございます!」


「いやー、俺どうなるかと思ったぜー」


「冷や汗かいたー!ってか先生イカツい人かと思った笑」



「俺も!ゴリラっぽい感じの笑まさか美女の先生だとは...」


「こんなの?」と言いながら得意のゴリラのマネをした。


「やっべー似てる!」


「だろー!」


「奈々!もうやめろ!笑すぎてはらいたい」といいながら私の髪をぐしゃぐしゃにした。


この人いい人だな。私は純粋に思った。私たちは初めて会ったばっかのに、すごい仲良くなった。


委員会も終わり、


「やっべー、疲れた!」


「ウチもー!肩こったー!」


「ばぁばぁか!」


「失礼な!」


「あ!」


「なによ?」


「メアド教えてよ!」


「いいよー!誰かから聞いて!」


「おう!じゃぁ、1組の...あ、コウとかに


「へ?」私も過剰に反応してしまった。



「どうしたん?コウ?」


「いや、別に....じゃぁ、コウ聞いて!」



「あーうん!」