「俺だよ…。分かるよな?
ガキの頃よく遊んだもんな。」
顔を見てひと目で分かった。
「すばるくんよね…?」
「ちょ、外に出よう
話したいこととか色々あるし」
「う、うん。」
すばるくんだ!すばるくんだ!
やっと会えた。
海に移動−−−−
「すばるくんなんでしょ?」
「ああ。そうだよ。」
「あの黒髪で背が小さくて
純粋で心が澄んでてたすばるくん?
あ、今が綺麗じゃないわけじゃないよ?」
「今は心も汚れてるけどな。
花らしいな。」
背が高くて茶髪で声がかっこよくて
小さいころのすばるくんとは
大違い。
「なぁ。花。」
「ん?なぁに?」
「俺のこと怖いって思わないのか?」
すばるくんの口から出た言葉に驚いた。
「え?なんで?なにも!どこが!?」
「いや…たまにいるんだよ。
俺のこと怖いって言う人が」
「いやいやいや!なんも怖くないよ!
どこ見てそんなこと言うの!」
「外見と中身どっちも?」
「そ、そんなぁ。
そんなのすばるくんの事を知らない人が
いうことだよ!」
(あたしいつの間にかあつくなってる。)
「なんで、そんな必死に言うの?」
「当たり前だよ!好きな人のことだもん!」
「……えっ?」
あっ。やっちゃった。
言っちゃったんだ。あたし。
「いや、あのーだから」
「ちゃんと言って?」
すばるくんの目がうるうるしてる。
猫みたいにまんまるな目。
これはちゃんというチャンスかも。
「あたしね…
幼稚園の時にハンカチ貸してくれた時から
ずっと大好きなの。
小学生の時に愛ちゃんに告白された時も
ずーっと嫉妬してた。それを隠してた。
そしたら…すばるくん引っ越しちゃうし
もう会えないかもってずーっと毎日考えてて…。」
いつの間にか早口になっていたらしく
「早口だったけど
わかったよ。花の気持ち。」
あ。本当に
全部言っちゃったんだ。
「あぁ。どーしよ。本当嬉しんだけど」
あたしの事をぎゅっとするすばるくん。
「えっ。本当に??」
「俺も幼稚園の頃から大好き。
本当に。告白しようと何回も考えてた。
でも、愛に告白された時に…」
やっぱ、そーなんだ。
あの時言わなかったらな。
「すばるくんにバレるのが怖かったの」
本音を話していく。
「そうか…当たり前だよな。
好きな人が目の前で告られてて
好きな人がいるなんて聞いたら
嘘もつきたくなるよな」
すばるくん…分かってくれるの?
「うん…。」
「俺だって花が告られてる時
嫉妬してたよ。」
「え…?」
「花が亮に告られてる時
すっごいすっごい嫌だった。」
うそ……。
嬉しくて
嘘ついたのが悔しくて涙が出てくる
「おいおい。泣くなよー。
俺だって嬉しいぞ?花に会えて。」
ぎゅってしてくれた。
冬だったけどとっても暖かかった。
しばらく2人で
抱き合っていた。本当に大好きになっていく。
でも、一つだけひっかかることがあった。
あの
黒髪で天然で純粋なすばるくんは
どうしてこんなに?
何かあったのかな。。
ガキの頃よく遊んだもんな。」
顔を見てひと目で分かった。
「すばるくんよね…?」
「ちょ、外に出よう
話したいこととか色々あるし」
「う、うん。」
すばるくんだ!すばるくんだ!
やっと会えた。
海に移動−−−−
「すばるくんなんでしょ?」
「ああ。そうだよ。」
「あの黒髪で背が小さくて
純粋で心が澄んでてたすばるくん?
あ、今が綺麗じゃないわけじゃないよ?」
「今は心も汚れてるけどな。
花らしいな。」
背が高くて茶髪で声がかっこよくて
小さいころのすばるくんとは
大違い。
「なぁ。花。」
「ん?なぁに?」
「俺のこと怖いって思わないのか?」
すばるくんの口から出た言葉に驚いた。
「え?なんで?なにも!どこが!?」
「いや…たまにいるんだよ。
俺のこと怖いって言う人が」
「いやいやいや!なんも怖くないよ!
どこ見てそんなこと言うの!」
「外見と中身どっちも?」
「そ、そんなぁ。
そんなのすばるくんの事を知らない人が
いうことだよ!」
(あたしいつの間にかあつくなってる。)
「なんで、そんな必死に言うの?」
「当たり前だよ!好きな人のことだもん!」
「……えっ?」
あっ。やっちゃった。
言っちゃったんだ。あたし。
「いや、あのーだから」
「ちゃんと言って?」
すばるくんの目がうるうるしてる。
猫みたいにまんまるな目。
これはちゃんというチャンスかも。
「あたしね…
幼稚園の時にハンカチ貸してくれた時から
ずっと大好きなの。
小学生の時に愛ちゃんに告白された時も
ずーっと嫉妬してた。それを隠してた。
そしたら…すばるくん引っ越しちゃうし
もう会えないかもってずーっと毎日考えてて…。」
いつの間にか早口になっていたらしく
「早口だったけど
わかったよ。花の気持ち。」
あ。本当に
全部言っちゃったんだ。
「あぁ。どーしよ。本当嬉しんだけど」
あたしの事をぎゅっとするすばるくん。
「えっ。本当に??」
「俺も幼稚園の頃から大好き。
本当に。告白しようと何回も考えてた。
でも、愛に告白された時に…」
やっぱ、そーなんだ。
あの時言わなかったらな。
「すばるくんにバレるのが怖かったの」
本音を話していく。
「そうか…当たり前だよな。
好きな人が目の前で告られてて
好きな人がいるなんて聞いたら
嘘もつきたくなるよな」
すばるくん…分かってくれるの?
「うん…。」
「俺だって花が告られてる時
嫉妬してたよ。」
「え…?」
「花が亮に告られてる時
すっごいすっごい嫌だった。」
うそ……。
嬉しくて
嘘ついたのが悔しくて涙が出てくる
「おいおい。泣くなよー。
俺だって嬉しいぞ?花に会えて。」
ぎゅってしてくれた。
冬だったけどとっても暖かかった。
しばらく2人で
抱き合っていた。本当に大好きになっていく。
でも、一つだけひっかかることがあった。
あの
黒髪で天然で純粋なすばるくんは
どうしてこんなに?
何かあったのかな。。

