「花ちゃん!!危ない!!」
ズドーン。
そんな音と共に大きな切り株でコケた私。
幼稚園の探検で
幼稚園の近所の林へ行った。
林に着いたって所でこけた。
私の膝からは見たことないぐらいに血が出ていた。
その時私はコケて痛かったのと血の多さに驚いて泣いた。
『ぐずっ。。う、うわーん。』
まだ幼稚園生。泣くのも無理はない。
その時。
「花ちゃん。へーき?」
一人の男の子が私に話しかけてきた。
そして、真っ青なAという刺繍がしてある
ハンカチを私に貸してくれた。
私は、その子の名前も知らない。
顔も始めてみたで
全然知らない子に助けてもらった。
私の最初で最後の初恋は
この子だった。
私は静かな子だったから
『あ、ありが……とう。』
これを言うのが精一杯だった。
でも、相手には聞こえていなくて
その子は違う男の子と遊びに行ってしまった。
周りの女の子はみんな口を揃えて
「花ちゃん!へーき?」と言ってきた。
『う、うん。へーきだとおもう。。』
その時、心配されてることよりも
ハンカチを貸してくれたあの男の子は誰なんだろう。としか考えていなかった。
未だに覚えている。
林にいる間も幼稚園に帰っても家に帰っても全くあの男の子のことしか考えていなかった事。
でも、
幼稚園が同じだっただけで
全く話したこともない
顔も初めてみた。そんな子に
恋しちゃってもいいのか幼稚園生ながら
考えていた。
その冷静さは幼稚園の頃から変わってないんだなーって思う。
それで、噂によるとその男の子にも
好きな人がいるんだとか。
誰だろーと思い、たくさんの人に聞いた。
「あー。えーっとねー結衣菜ちゃんだよ!」
結衣菜ちゃんは
結構喋り方が怖くって
女子からはあんまりいい目で見られてなかった。
性格はよく知られていなかったらしい
でも、
そんな結衣菜ちゃんが好きだったらしい。
だから、
結衣菜ちゃんをすごい尊敬し
めちゃめちゃ真似をした。
行動、動作、口調
全てを結衣菜ちゃんにした。
好きになってほしくって。
結衣菜ちゃんとその子のために友達になった。
今考えたら馬鹿らしいけど
幼稚園生のこの頭ならこのぐらいで精一杯だった
「花~!!!
俺のカバンとってくれなーい?」
幼馴染の亮が言うと
「もぉー、しょうがないからとってやるよー!ほらー!」
って言うような感じ。
今からしたらジャ○アンの優しくしたバージョンみたいな。
幼稚園の年中はそんな子だった。
周りの子も幼稚園生だったから
不思議だとは思われなかった。
幼稚園の頃の思い出はそれくらい。
ある日の小学校−−−−−
「すばるくん~♡」
「え?うーんと何かな?愛?」
「愛ねぇー///」
「………??」
「すばるくんのこと好きなのぉ~♡//」
それを結衣菜ちゃんと
2人で目の前で目撃してしまった。
(ええ!そんなぁ。
よりによって一番可愛いって人気の愛ちゃん
にいわれたらすばるくんだって…)
「ごめんね。愛。
僕には好きな人がいるんだ。」
そこにも
あたし達は驚いてしまった。
誰なんだろう。
すばるくんによれば結衣菜ちゃんの事は
好きじゃなかったんだとか。
「ん…。。
愛に告白されて振ったなんて…
後で後悔しても知らないんだからねっ!」
といって愛ちゃんは泣き叫んで
愛ちゃんがリーダーのようなグループに
急いで走って行った。
「結衣菜ちゃん!聞いた?
すばるくんにも好きな人がいるんだ…」
「絶対、花だよ!
それしかいないじゃん!」
結衣菜ちゃん。
そんなことあり得ないよ
もしそうだとしても
何も発展しない。
「あ、あたし
すばるくんに告白されても
多分断るかもしんないし!」
すばるくんに好きだとバレないように。
それが間違いだった。
その後の関係は遊ぶことも少なくなり
少し話すだけになっていった。
そして、
中学生の時に
すばるくんは転校してしまった。
あたしは好きだということも言えずに。
本当は転校するときに言おうとしたけど
恥ずかしくなって言えなかった。
あたしは
とっても後悔した。
言えばよかった。って。
高校生になった今でも
会いたいって思ってるしたまに
結衣菜ちゃんに会いたいって言っちゃう。
すばるくんに届かないように
小さな声で……
ある日
いつも通り会いたいなって思ってた
とりあえず。
新しく出た雑誌を買いに行こうと思い
コンビニに行こうとしていた。
コンビニまでは徒歩で20分。
自転車で行こうと思って
鍵を握りしめて
鍵をセットして
自転車に乗って
ペダルをこいだ。
コンビニに着いた。
どれにしようかと思って
立ち読みしていた。
すると
隣の男性に話をかけられた。
「あれ?
は、花?だよ…ね?」
ふっと横を見た。
するとそこには…
ズドーン。
そんな音と共に大きな切り株でコケた私。
幼稚園の探検で
幼稚園の近所の林へ行った。
林に着いたって所でこけた。
私の膝からは見たことないぐらいに血が出ていた。
その時私はコケて痛かったのと血の多さに驚いて泣いた。
『ぐずっ。。う、うわーん。』
まだ幼稚園生。泣くのも無理はない。
その時。
「花ちゃん。へーき?」
一人の男の子が私に話しかけてきた。
そして、真っ青なAという刺繍がしてある
ハンカチを私に貸してくれた。
私は、その子の名前も知らない。
顔も始めてみたで
全然知らない子に助けてもらった。
私の最初で最後の初恋は
この子だった。
私は静かな子だったから
『あ、ありが……とう。』
これを言うのが精一杯だった。
でも、相手には聞こえていなくて
その子は違う男の子と遊びに行ってしまった。
周りの女の子はみんな口を揃えて
「花ちゃん!へーき?」と言ってきた。
『う、うん。へーきだとおもう。。』
その時、心配されてることよりも
ハンカチを貸してくれたあの男の子は誰なんだろう。としか考えていなかった。
未だに覚えている。
林にいる間も幼稚園に帰っても家に帰っても全くあの男の子のことしか考えていなかった事。
でも、
幼稚園が同じだっただけで
全く話したこともない
顔も初めてみた。そんな子に
恋しちゃってもいいのか幼稚園生ながら
考えていた。
その冷静さは幼稚園の頃から変わってないんだなーって思う。
それで、噂によるとその男の子にも
好きな人がいるんだとか。
誰だろーと思い、たくさんの人に聞いた。
「あー。えーっとねー結衣菜ちゃんだよ!」
結衣菜ちゃんは
結構喋り方が怖くって
女子からはあんまりいい目で見られてなかった。
性格はよく知られていなかったらしい
でも、
そんな結衣菜ちゃんが好きだったらしい。
だから、
結衣菜ちゃんをすごい尊敬し
めちゃめちゃ真似をした。
行動、動作、口調
全てを結衣菜ちゃんにした。
好きになってほしくって。
結衣菜ちゃんとその子のために友達になった。
今考えたら馬鹿らしいけど
幼稚園生のこの頭ならこのぐらいで精一杯だった
「花~!!!
俺のカバンとってくれなーい?」
幼馴染の亮が言うと
「もぉー、しょうがないからとってやるよー!ほらー!」
って言うような感じ。
今からしたらジャ○アンの優しくしたバージョンみたいな。
幼稚園の年中はそんな子だった。
周りの子も幼稚園生だったから
不思議だとは思われなかった。
幼稚園の頃の思い出はそれくらい。
ある日の小学校−−−−−
「すばるくん~♡」
「え?うーんと何かな?愛?」
「愛ねぇー///」
「………??」
「すばるくんのこと好きなのぉ~♡//」
それを結衣菜ちゃんと
2人で目の前で目撃してしまった。
(ええ!そんなぁ。
よりによって一番可愛いって人気の愛ちゃん
にいわれたらすばるくんだって…)
「ごめんね。愛。
僕には好きな人がいるんだ。」
そこにも
あたし達は驚いてしまった。
誰なんだろう。
すばるくんによれば結衣菜ちゃんの事は
好きじゃなかったんだとか。
「ん…。。
愛に告白されて振ったなんて…
後で後悔しても知らないんだからねっ!」
といって愛ちゃんは泣き叫んで
愛ちゃんがリーダーのようなグループに
急いで走って行った。
「結衣菜ちゃん!聞いた?
すばるくんにも好きな人がいるんだ…」
「絶対、花だよ!
それしかいないじゃん!」
結衣菜ちゃん。
そんなことあり得ないよ
もしそうだとしても
何も発展しない。
「あ、あたし
すばるくんに告白されても
多分断るかもしんないし!」
すばるくんに好きだとバレないように。
それが間違いだった。
その後の関係は遊ぶことも少なくなり
少し話すだけになっていった。
そして、
中学生の時に
すばるくんは転校してしまった。
あたしは好きだということも言えずに。
本当は転校するときに言おうとしたけど
恥ずかしくなって言えなかった。
あたしは
とっても後悔した。
言えばよかった。って。
高校生になった今でも
会いたいって思ってるしたまに
結衣菜ちゃんに会いたいって言っちゃう。
すばるくんに届かないように
小さな声で……
ある日
いつも通り会いたいなって思ってた
とりあえず。
新しく出た雑誌を買いに行こうと思い
コンビニに行こうとしていた。
コンビニまでは徒歩で20分。
自転車で行こうと思って
鍵を握りしめて
鍵をセットして
自転車に乗って
ペダルをこいだ。
コンビニに着いた。
どれにしようかと思って
立ち読みしていた。
すると
隣の男性に話をかけられた。
「あれ?
は、花?だよ…ね?」
ふっと横を見た。
するとそこには…

