進むことも戻ることもできない 私の時間は あれからずっと止まったまま。 「誰か………」 久しぶりに人と関わったからか、思わず呟いていた言葉。 自分の言葉に下唇を噛みしめて 私はソファに倒れこんで目を瞑った。