鬼神がそう言うと一瞬、部屋が静まり返る。




「……ないみたいだな」

「つーか、異論なんてさせる気ねーだろ」

「はは、ばれちゃった?」




まるでふざけたようにそんなやり取りをする鬼神とハルト。



この2人は一体何考えてるの…




「ユメはいいよー」




最初にそう言ったのはさっきの美少女。


ニコニコ笑いながら私を見ていた。