Rain~不良彼氏~





「ちょっと、まっ……っ!」




そのギャルたちと入れ替わりに
私の目の前に立った数人の男。




ニヤニヤしながら全身を
舐め回すように見られて気持ち悪い。




「…どいて」




強気に言ってみるけど
足が震えているのがわかる。



ギャルたちはあっという間に
この場から姿を消していて



男相手に敵うわけないということも
私は知っている。