言い逃げかよ… 「はやくしろよー」 振り返って私を見る鬼神。 私が行くことは決定なの? なにも聞かされてないのに、おかしくないか? そう思いながらも、嫌じゃないと思ってる自分がいる。 「…………」 おかしい。 こんなの、絶対ダメなのに。 私の足は自然に5人の方へ向かっていた。