オオカミ少女の涙




蓮は、ママのいとこの子ども。



いわゆるはとこってやつだ。





数えてみれば10年ぶりくらいだろうか




最後に会ったのは小学生になった
ばっかりだった気がする。




「すげぇ偶然だな。まさか春乃がいるなんて思わなかった。」



「あたしだって思ってもなかったよ、しかも同じクラスで隣の席なんて。」




「俺の隣、春乃だったの?すげー」





キーンコーンカーンコーン





「あ、やば、入学式。」


「始まったな。」



「蓮のせいだからね。」





「なんで俺のせいなんだよ!笑」




あんたのせいだよ

びっくりさせるから。



「まぁ、過ぎたことは仕方ねぇしさぼほーぜ?」




「ゆわれなくても」