「まあ、せいぜい君達も
頑張りたまえ、
おそらく事件の真相を
知るのは不可能だろうがな」

砂浜を蹴ってもと来た道へ
引き返していった

「なんだよあいつ!」

並田は怒りを露わにする

「まあまあ、でも犯人候補が
一人出てきただけで
良いじゃないか」

「犯人候補にする?
たいして決定的なこと
なかったよな?」

「この言葉をしらんのか?」

「なに?」

「犯人は現場に
舞い戻ってくるって」

「舞っちゃうんだ…
しかもそれ俺らも
対象者だからね?」

「「…」」