あれは中学1年の春の話。

まだ慣れない通学路をゆっくりと歩いて行く。

すると親友のチャームポイントのポニーテールが見えた。

「おはよう!羽華子♪」
「おっはー!成海!」

ー阿後池 成海〔あごち なるみ〕ー
これが私の名前。
元気だけが取り柄で頭も並で運動神経も普通そこら辺に一杯居る様な変わりのないの女子中学生。

ー菅井 羽華子〔すがい わかこ〕ー
中学に入学してから同じクラスになってポニーテールがチャームポイントのうちの友達。

羽「昨日帰ってから親に怒られてさー」
成「当たり前じゃん!親に黙ってうちの 家に11:00まで居たんだからwww」

中学で友達になった私達は時間何て関係ないくらいとても仲がいい。

「おはよう。」

風が吹き抜けた。

成「おっ…おはよう…新河…」
新「おう。成海。」

たったの挨拶。
それだけで胸が高鳴った。
自転車で私達の横を通り過ぎて行き後ろ姿を私は見つめる。

羽「ちょっと!やっぱり脈ありだよ!
今、私も居るのに成海にしか挨拶し
なかったじゃん!」

成「えーー///」

羽「てか好きならもっとアタックしなよ !」

成「うちは羽華子見たいに積極的じゃな いのぉ!」

ー荒木 新河〔あらき しんが〕ー
私が心を寄せてる人…///
中学で同じクラスになって席が隣で一目惚れ。

羽「ったくー新河君カッコ良いし性格も 良いから直ぐ狙われるよ!」

成「知ってるよぉーーーー…」

でも。
見てるだけで十分だった。
幸せになれた。
これが






私達の恋の始まりだった…