私たちの教室、1年5組についた。
思ってたより教室は広く、クラスメートも多い。

(知らない人が多いな・・・。友達出来るかな・・・?)

心配性という性格はこれだから困る。
自分で自分の性格にため息が出る。

新学期は名前の順で席につくから、もかともあまり席が近くない。

とゆうか、このクラスはうるさい。
私が今、静かにしてるから尚更うるさく感じる。




(馴染めるかな・・・・・・・?)

とか、色んな事を考えながら鞄の中を整理したり、筆箱を出したりと用意をしていた。

すると、もかが来て、
「また、なんか考えてるでしょ。
どーせ、馴染めるかなー、 とか?笑」

おいおい、超能力者かよ。
と、心のなかでつっこみつつ、ほんとはすっごく感謝してた。

「だって、不安なんだもん。」

って、言うと

「はいはーい。大丈夫ですよー。」

って、軽くスルーされた。
でも、いっつもこうやって私を支えてくれてるんだよな。やっぱり、感謝しなきゃね。

「・・・―ありがとう。」
いつの間にかそう、呟いていた。

そうしたらもかが

「急にどうしたの!? なんか、照れるじゃん!」

とか、言いながら結局盛り上がって、
うるさいクラス馴染んでた。



キーンコーンカーンコーン

チャイムが鳴った。

と、すると担任と思われる先生が入ってきた。女の先生だ。

「はいはい、みなさんおはようございます。担任の松下です。これから1年間よろしくお願いします。では―・・・」

この時私は話を聞いていなかった。
まぁ、女の先生で良かったや。