続・銀髪姫と不良幹部

外国にいたけど、立派な日本人ですから。


「禅、うるせぇから黙れ」


「お前ひどいなっ⁉︎」


いや、うるさいのがダメだと思うよ?


「さてと、本題に戻しましょうか」


「しかも無視っ⁉︎」


「あなたは誰ですか?何者なんですか?」


本題というかあれだね、もうめんどくさくなったんだろうね。


禅の反応いちいちうるさいし。


もうすでに無視してるけど。


ま、もう少し遊びたかったけどもういいかな?


フードに手をかけ、三人を見てから面子を横見る。


「そうだね、そろそろ明かそうかな。…私はね」


フードをばっと外す。


その勢いから、中に入れていた生まれつきである銀髪が出てくる。


「な、な…っ」


「その髪色はっ!」


驚く3人と面子達。


ふむふむ、いい反応!


これを待ってたんだよ!


「銀色…っていうことはまさか…」


「はい、そのまさかー」


なぁんて軽いノリで言ってみる。


「依亜⁉︎」


「すごい登場の仕方ですね」


「ま、マジで依亜なんか⁉︎夢やないやんな⁉︎」


「「「総長ーーーーーっ!!」」」


うわっ、一気に喋らないでよ!


てか、うるさいっ!