続・銀髪姫と不良幹部

でも…こんな3人だから私は好きなんだよね〜。


3人がこんなんじゃなかったら、絶対に戻ろうなんて思わなかったかもしれない。


特に禅が大人しいとか無理だし。


「あはははっ」


ついつい出てしまった笑い声。


その声にみんなが私を見る。


おおう、注目されてるよ。


そんなに見られたら照れちゃう♪


なぁんてジョーダンだけど。


「な、何笑っとるんや!」


さてと、お望み通りに日本語で話しますか。


「そりゃ、笑うでしょ。漫才見てる気分だし」


「な、なっ…!」


「ん?」


私を指差しながら震えてる禅。


震えてるって言うより、驚きすぎて物が言えないみたいな?


「日本語話せるやん!!」


は?


日本語話せてるって?


そりゃあ…。


「日本人だもん。話せない方がおかしい」