続・銀髪姫と不良幹部

「Oh!Have you forgotten it?」


(あら!忘れたの?)


ふむ、いい感じ。


みんなは…っと。


おっ、驚いてる驚いてるっ!


「は?」


「え、英語やと⁉︎」


「発音いいですね」


ありがとう、雄吾。


英語にしたのは、ちょーっとした遊びだけどね。


面白がってるだけだしね!


ま、この様子からして、史音と雄吾は意味わかったみたいだけど。


さすがというか、なんというか。


「…雄吾の知り合いとかか?」

「いえ、僕の知り合いではないです」


「なぁ!」


「俺でもないし、雄吾でもないとすると…いったい誰の知り合いなんだ?」


…なんというか…うん。


完全に禅はスルーだね。


このまま放置すると面倒なことになるっていうのに。