続・銀髪姫と不良幹部

あ、目が合った。


予想よりちょっと早いかも?


まだ階段、半分しか登ってないんだけど。


「てめぇ、誰だ?」


うん、昔より口悪くなってる。


あんな子に育てた覚えないのに…。


はぁ…。


「いつの間に…」


「全然気ぃつけへんかった!」


おいおい、幹部がそれでどうするのよ。


しかも、雄吾まで⁉︎


まぁ、気配消してたから仕方ないんだけどね。


「どっかのスパイか?」


「何か話したらどうや?」


うむ、そろそろ話しますか。


そうしないと進まないしね〜。