まさかあの2人が組に入っているなんて…っ。


てか、作ったの間違いね。


2人よって作られた組、悲しそうな顔をする瑠依。


そして…私を殺すという真意。


髑髏はきっと私を倒すためだけに作られたんだ。


そして瑠依を総長に…。


あの時、瑠依が私に接触したのはきっと…。


きっと助けてほしかったんだ。


止めてほしかったんだ。


あの子は誰よりも優しい心を持った子だから。


はぁ…。


瑠依のためでもあるし、今回はいつもより頑張らないと。


でもどうしたら尻尾を出す?


ハッキングしてもロックが硬いし…。


瑠依に言って協力してもらう?


いや、そうしたらすぐにバレてしまう。


この学校にも何人かは髑髏のメンバーが潜り込んでいるだろうし。


接触したところを見られたら、それこそおしまいだ。


ふぅ…これはまた情報を集めないと。


今日は久しぶりに街にでも行こうかな。


情報集めと、治安を正しに。


「…これからが大変だ」