後ろで母親の声が聞こえる。



なんだろ??



あ、朝ごはん...。食べないで来ちゃった。


きっとそのことだろう。




でも今行かないと遅刻してしまうので、光は無我夢中で走った。





この日が光の未来を大きく変える日になるとは、誰も知る由もなかった。