ピピピピ...ピピピピ...





なんか聞こえる。一定の機械音。

まあ、いいや。


もうちょっと寝ようかな...




その考えは彼女の母親によって遮られた。



「光!!はやく起きなさいっ!!」

「はいぃ!!」

光と呼ばれた少女は飛び起きる。


そして、時計をみた。



「きゃあ!!遅刻じゃん!!」



光は髪もとかず、制服を着て家を飛び出した。