「それより、言っちゃったでしょ、時田さん。願叶箱の件を高野くんに」
「あ、まずかったんでしたっけ? なんか、とも君が怒ってましたけど」
「まーね。高野君と賭けをしてたからね」
「賭け?」
「俺が美風ちゃんを落としたら、嫉妬するから近付かないでねって」
「−な。じゃあ、あの態度って会長のせい?」
「あんな露骨にするとは思ってなかったけど、まぁ、時間の問題だったし。怪我の功名。早々とくっついたからオッケーって事で」
笑う会長に、真姫が大きなため息をついて脱力した。
「まぁ、共犯って事ですから。願叶箱の件は他言しません。
とも君にも言っておきます。
美風には言いません。
もしかしたら、とも君が言っちゃうかもですが」
「構わないよ。もし本当に俺の事好きになってくれたら、本当に付き合う覚悟はあったしね」
今度は真面目な微笑みだった。
レジを通す間、真姫は黙っていた。
「買い物ありがとね。さ、帰ろうか。送るよ」
商品を詰め込んだ袋を、軽く上げて言う。
真姫が隣に並んで、会長を見上げた。
「あ、まずかったんでしたっけ? なんか、とも君が怒ってましたけど」
「まーね。高野君と賭けをしてたからね」
「賭け?」
「俺が美風ちゃんを落としたら、嫉妬するから近付かないでねって」
「−な。じゃあ、あの態度って会長のせい?」
「あんな露骨にするとは思ってなかったけど、まぁ、時間の問題だったし。怪我の功名。早々とくっついたからオッケーって事で」
笑う会長に、真姫が大きなため息をついて脱力した。
「まぁ、共犯って事ですから。願叶箱の件は他言しません。
とも君にも言っておきます。
美風には言いません。
もしかしたら、とも君が言っちゃうかもですが」
「構わないよ。もし本当に俺の事好きになってくれたら、本当に付き合う覚悟はあったしね」
今度は真面目な微笑みだった。
レジを通す間、真姫は黙っていた。
「買い物ありがとね。さ、帰ろうか。送るよ」
商品を詰め込んだ袋を、軽く上げて言う。
真姫が隣に並んで、会長を見上げた。
