ホームセンターの文具売り場で、真姫はカラーテープを片手に、メモと見比べていた。
「時田さん」
「あ、生徒会長。このメモ分かりにくいんですけど。2種類って、幅ですか? 色ですか?」
「あぁ、ごめんね。幅の方だよ」
メモを覗いて、書いてあることは変わらないのに、すぐさま理解して、赤の大小をカゴに入れる。
「それと、朗報です。願い事、叶ったよ」
持っていたテープを棚に戻した真姫が、片手を宙に浮かせたまま驚くように会長を見た。
「ほんとですかっ?」
「本当。時田さんの愚痴混じりの手紙通り、ちゃんと春野美風ちゃんに高野とも太くんという彼氏ができました」
クスクスっと、思いだし笑いをしながら真姫の持っていたカゴを手に取る。
代わりに真姫の鞄を手渡した。
「嘘みたい。あんな険悪になってたのに」
「一度離れてみないと分からないことも、あるんだよ」
真姫は、そうなのかなぁと不思議そうに首をひねった。
「時田さん」
「あ、生徒会長。このメモ分かりにくいんですけど。2種類って、幅ですか? 色ですか?」
「あぁ、ごめんね。幅の方だよ」
メモを覗いて、書いてあることは変わらないのに、すぐさま理解して、赤の大小をカゴに入れる。
「それと、朗報です。願い事、叶ったよ」
持っていたテープを棚に戻した真姫が、片手を宙に浮かせたまま驚くように会長を見た。
「ほんとですかっ?」
「本当。時田さんの愚痴混じりの手紙通り、ちゃんと春野美風ちゃんに高野とも太くんという彼氏ができました」
クスクスっと、思いだし笑いをしながら真姫の持っていたカゴを手に取る。
代わりに真姫の鞄を手渡した。
「嘘みたい。あんな険悪になってたのに」
「一度離れてみないと分からないことも、あるんだよ」
真姫は、そうなのかなぁと不思議そうに首をひねった。
