言わなきゃよかった。
言わなきゃ今でもバカな駆けごとしてたかもしんない。
言わなければ、
今でも隣で笑ってたかもしんない。
ふいに、席が隣の女子と笑いあってるとも太を思い出した。
嫌だ。
とも太の隣に私じゃない誰かがいて、笑ってるなんて。
嫌なのにっ。
どうしようもないなんて。
「うー」
新たに溢れ出てくる涙を、堪えられない。
自分の手の甲から腕が涙で濡れていて、それでも、だからといってハンカチを出す気力もなくまた突っ伏した。
ペタン、ペタンと廊下を歩く音がした。誰か来る。
言わなきゃ今でもバカな駆けごとしてたかもしんない。
言わなければ、
今でも隣で笑ってたかもしんない。
ふいに、席が隣の女子と笑いあってるとも太を思い出した。
嫌だ。
とも太の隣に私じゃない誰かがいて、笑ってるなんて。
嫌なのにっ。
どうしようもないなんて。
「うー」
新たに溢れ出てくる涙を、堪えられない。
自分の手の甲から腕が涙で濡れていて、それでも、だからといってハンカチを出す気力もなくまた突っ伏した。
ペタン、ペタンと廊下を歩く音がした。誰か来る。
