―数日後―


??「由宇!」


彼女を読んだのは、片瀬 歌奈。


由宇の親友だ。


噂を由宇に教えたのも彼女だ。



由宇「何?歌奈」


笑顔で由宇は歌奈の名前を言った。




歌奈「今日さぁ駅前のケーキ屋行かない?」


由宇「んーいいよ!」


歌奈「まじで!!やった」


由宇「あははっ!そんなに喜ばなくても」




そんな話しをしていると…



陽菜「隆一〜!」




あの聞きたくない声が聞こえた


隆一「何だよ陽菜!」


陽菜「えへへ〜今日映画見に行くんでしょう?だから早く来たの!」


隆一「そうか!」





隆一…いや秋風とは話さなくなった



陽菜とも…



歌奈「煩いなぁ…」


由宇「別にいいじゃん!早く行こう?」


歌奈「え…う、うん」





嘘…べつにいいじゃんなんて…嘘だよ。





でも…陽菜が教えてくれたんだよ?




「嘘は大事だよ」







その一言で嘘な私の人生が始まった。