コンコン
「失礼しますっ」
「遅かったですね」
そーゆって、私を切れ長の目でみる
教頭先生らしき、女性…
怖そう、てか怖い…
「す、すみません…」
「いいんだよ、誰にでも失敗はある」
こちらが、優しそうな顔の校長先生
子供が好きなおじいちゃんみたいだ

「ここにきた理由はわかっておるかね?」
「いえ、それがまったくわからなくて…」

「ここには、お嬢様一人につき執事がついていることはしっておるな?」


「はい!」